日曜日まではオープニングセールしていた中之島漁港。今週からは平常営業らしいので「もう落ち着いてるかな?」と平日夕方に見に行ってきました。結論から言うと「オープン2週目なので、まだ落ち着いてない」という印象(笑)。
行って見た印象では、中之島漁港は「生簀もある魚屋さん(各地の漁港直送の魚もアリ)」で、中之島みなと食堂は「浜焼き(炭火バーベキュー)も食べられる、海鮮ものの食堂」といったかんじ。
場所は「中之島」とついてますが、一方の対岸に大阪市中央卸売市場がはっきり見えて、もう一方のかなり離れた対岸に中之島のリーガロイヤルホテル大阪とか見える位置(笑)。目の前を流れてる川は、堂島川でもなければ土佐堀川でもなく、安治川。大阪人は、あのへんを中之島とは言わないよね?…と思います。
最寄の大阪市営バスのバス停は、川口1丁目。88号系統、90号系統のバス停。ただし本数が少ないので、地下鉄の阿波座駅か玉川駅、JRなら野田駅から歩く方がいいかもしれません。でもどの駅からも10分以上歩きそうで、わかりにくい位置なんですよね…。
阿波座駅から行くなら、中央大通の高架下を西に進んで、みなと通り(172号線)の川口1交差点まで着たら、西税務署の横の道を川の方(北西方向)へ進めば見えてきます。
オープニング週間は駐車場がなかったみたいですが、今日行ったら駐車場っぽい場所があって誘導している人がいたから、車でもいけそう。
ちなみに自転車・バイクが置ける駐輪場(屋根なし露天)もあります。
私が行った日は平日の夕方だったためか、生簀のある魚屋さんエリア、みなと食堂の他には、さんまの炭火塩焼き屋台ともう1個の洋風ワゴン屋台のみ。閑散としてました。
お魚売り場もこの中之島漁港の中にあります。
とりあえず、入り口入って目の前に見える中之島漁港(生簀のある魚屋さんエリア)へ。
生簀の魚も販売しているようですが、切り身パックもあります。鮮魚だけではなく、貝類や干物やイカの一夜干しなんかもありました。
産地直送のお魚は、水揚げ情報ボードに書かれています。ボードに書かれていた三重の伊勢えびや丸はげは、売り切れてたのか見当たりませんでした。まあ夕方だから当たり前ですね(笑)。
生簀の魚を一通り見てから、中之島みなと食堂へ。
一見みなと食堂に見える建物は、テイクアウトの飲み物を販売してるだけ。
中之島みなと食堂で食事したい人は、その右側の木の階段を上がったところにあるウェイティングボードに名前、人数、浜焼き(バーべキュー)注文の有無を書いて、名前を呼ばれるのを待ちます。
中之島みなと食堂入口の右側の棚にウェイティングボードがあります。満席の場合、そこに名前を書いて呼ばれるのを待つことになります。
浜焼き(バーベキュー)用のロースター付き。
ちなみに木の階段とは別に、やや離れたとこからスロープで上がれるようになってるので、ベビーカーとか車椅子でも大丈夫だと思います。ただし、お手洗いは仮設トイレで、非バリアフリー。
平日夕方(16:20頃)なら夕食前でまだ空いてるだろうと思ってましたが、甘かったです。平日は席数を縮小して営業してるみたい。他にも席が空いてるのに使ってないので、当然満席(笑)。
私が見たときも8~10グループくらい待ってました。
お客さんが待っていて、空席が上から見える。それで「どのくらい待ちますか?」とお客さんに聞かれて、「1時間くらい…(ごにょごにょ)」という歯切れの悪い返事しか返ってこなくて…。
私が行った日は、15時時点で天気は晴れ、気温13℃、風は西南西風速2m/sという、比較的穏やかな冬の日。私が到着した16:20頃も日が翳ってるとはいえ、まだそれほど寒くない時間。まあ待てるかといえば待てるのですが。
向こうに見えてるのが先ほどの中之島みなと食堂ビニールテント。8~10グループ待ちでこの状況。お店の都合上仕方がないのでしょうけれど、客側からすると若干不満が残る印象。
浜焼きを注文しないグループは早いとかそういうこともなく、浜焼き注文いかんに関わらず、ウェイティングボードの順番にご案内。
中之島漁港 6:00~17:00
中之島みなと食堂 11:00~22:00(ラストオーダー)21:00
なので17:00に生簀のお魚屋さんが閉まると、それ以降は他に何もない状況。夜来て食堂が満席状態だと、かなり退屈しそうです。
中之島みなと食堂のメニューがテイクアウト可能なら、いっそテイクアウトしてその空いてるテーブルで食べれば…と思うのですが、テイクアウト可能は飲み物のみ。
ちなみに屋台の秋刀魚塩焼きが200円で、これはみなと食堂とは別みたいで紙皿にのせてテイクアウト可。待てない人はそれだけ食べてる人もいました。でもおにぎりとかは中之島みなと食堂メニューでテイクアウト不可。だから焼きサンマと飲み物だけ。
北海道産サンマも炭焼きですが、上からみてたかんじでは「焼きたて」ではないみたい。
「もうそれでもいいから食べて帰ろうかな?」と思ったのですが、どうしてもここで食べなきゃダメってわけではなし。
さっき中之島漁港で売ってた北海道サンマ2尾180円に小さく「解凍」と書かれてるのを見たので、若干ネガティブな妄想にふけってしまい、食べずに帰りました(笑)。
そりゃあ北海道から運ばれてくれば解凍で当然だし、最近の冷凍技術すごいし、とは思うのですけどねえ。
いや、サンマ2尾180円は安いですよ!うちの近所のセール価格並みです。でもまあ家の近所でも買えるといえば買える訳で(笑)。家のロースターでよければ、わざわざ外食するほどのものでもないわけで。
中之島漁港も中之島みなと食堂も、全体的にさほどお安くはない…という印象でした。鮮度はいいのだと思いますが。
お魚、貝類に関しては、このくらいの金額ならここじゃなくても「木津卸売市場の朝市でもいいかな?」って。その方が種類も多いし。
業者さん的にはどうかわかりませんが、個人客にとっては、中之島漁港は何かこれって言う推しポイントがないような…?中之島みなと食堂のバーベキューは貝(牡蠣、サザエ、ホタテ他)・エビ・タコしかないのかと思いきや、お肉なども注文できるので、魚介類苦手な人にも食べるものがあるというのはいいかも。
もしかしたら休祝日だと屋台が増えたりして、また違うのかもしれませんね。平日は、縮小営業感ありありで微妙でした。
とりあえず、これから中之島漁港の中之島みなと食堂に行こうという人は、「満席時にどうするか?」というのを考えておいた方がいいかと思います。待つ場所は、露天で屋根も風除けなし。待つか?別の店に行くか?プランを立てておいた方がいいかと。
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