リッツカールトン京都にアフタヌーンティーに行く途中、月餅屋直正(つきもちや なおまさ)でわらび餅を買いました。

リッツカールトン京都に行くには、京阪三条駅から三条大橋を渡って、次の角を北上してつきあたりまで歩きます。その道筋の途中に月餅屋直正があるので、寄っていくにはちょうどいいかんじなのです。

「行くときに買ったら荷物になるから、帰りに買ったらいいのに」と思うかもしれませんが、わらび餅は一番人気で午後は早いうちに売り切れる可能性もあるのだとか。

たいして重いものでもないし、時は3月下旬の風の強い日。持ち歩いても傷むこともないだろうと思って、先に買う事にしました。

お店は看板も出てるし、和菓子もディスプレイされているのですぐわかると思います。

ディスプレイがこんなかんじ。中央奥の水色の器に盛られているのがわらび餅。

お店で応対してくれるのは、年配の男性お一人。丁寧な接客です。

イートインはなくて、持ち帰り専門のお店。

私がお店に入る前にいた女性客がお二人。私の後にも年配の男性客お一人、その後に若い男性客お一人と、5分毎くらいに次々とお客さんが来店。老若男女問わず、人気の和菓子店。

注文を受けてから、注文の和菓子にきな粉をかけたり、お店の奥でなんやかんやしているのが見えます。

だからお店がたてこんでいるときは、時間がかかると思っておいたほうがいいです。私がお店に着いて注文、品物を受け取って支払いを済ませ、お店を出るまでに20分近くかかりました。

先に待ってる人がいるときは、そのくらいの時間の余裕を見ておいた方がいいでしょうね。受け取りまで少し待ち時間がかかるので、店内には椅子が用意されてるくらいです(笑)。

ちなみに人気と言われるだけあって、みなさんわらび餅はデフォで頼むかんじです(笑)。

わらび餅の注文は3個から。私もわらび餅3個とよもぎ団子1串買いました。

持ち帰りについてですが、お店の人曰く、

  • わらび餅を入れた箱は平らにして持つ(片方に寄るような持ち方をしない事)
  • わらび餅は今日1日常温で持ち歩いても大丈夫(これは季節によって違いはあるかも?)
  • よもぎ団子はわらび餅より先に食べること(よもぎ団子の方が賞味期限が早い)

とのことでした。

たしかにわらび餅は食べてみたらとても柔らかくてデリケートな印象。箱は荒っぽい持ち方をしない方がいいですね。

箱の包み紙がなかなかの風情。箱は小さいのですが、マンガに出てくる酔っ払いが持ってるおみやげの折り詰めみたいなビジュアル(笑)。マンガのようにヒモの持ち手はついてないので、これをビニール袋に入れてくれました。

帰宅は夜でしたが、箱を開けるとこんなかんじ。

よもぎ団子はわらび餅より水分が多いのか、上からかけてくれたきなこが水分含んで茶色になってます。これが「よもぎ団子を先に」の理由かも?

わらび餅も気をつけて箱を平らに持っていたつもりでしたが、丸かった形がちょっとひしゃげてます。イマイチな写真になってしまってお店の人にも申し訳ないですね。

箱に入れてもらったときは、ディスプレイみたいなまん丸だったんですよー。

まあ持ち歩きの時間が長かったのだからと、見た目はさておき食べてみることに。さっそく緑茶をいれて、まずはよもぎ団子。

うんうん、ちゃんとしっかりよもぎの味がしているよもぎ団子。よもぎ好きなので、個人的にはもうちょっとよもぎが濃くてもいいんですが、これはこれでおいしかったです。

そしてわらび餅。月餅屋直正のわらび餅は、中にこしあんが入ってるタイプです。

個人的にはあんこなしの方が好みなのですが、わらび餅の生地(でいいのかな?)のなめらかさ柔らかさと同じくらいなめらか柔らかなこしあん。

滑らかさがほぼ同じのせいか、口に入れると餅部分と餡子部分がバラバラにならずに、すんなり溶け合うように交じり合う味のハーモニー。

なるほどこれはおいしいですね。餡子がわりと甘いので緑茶おすすめです。

黒文字で切っても柔らかすぎて、刺して持ち上げるのが無理ってくらいの柔らかさ。お箸かおさじ推奨ってかんじの柔らかさでした。

生菓子だからなるべく早めに食べるのは当然のこと、冷蔵庫には入れない方がいいそうです。まあこの手の昔ながらの和菓子はそういうのが多いですね。

消費期限は買った日の翌日の日付になってましたが、わらび餅の質感もきなこの風味も当日中に食べた方がおいしいですよ。

わらび餅というと、スーパーで売ってる1パック200円もしないものを食べる機会の方が多い私ですが(笑)、たまにはこういう本格的なわらび餅もいいですね。

家族へのおみやげなんかにいいと思いました。

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